買い方の研究

最近◎がどばどば外れていくレースもあれば,きっちり挙げた馬が掲示板を占めているレースもある.天皇賞辺りから,G1,G2級のレベルの高いレースで予想は安定してきたと思われる.
だが,予想はあくまで予想であって,買い目に反映されていないのは天皇賞予想を見れば一目瞭然(◎ヘヴンリーロマンスゼンノロブロイスイープトウショウアサクサデンエンで5万円/4k未満の収益しかあげられなかった)ツバメさん「買い目と予想は別物」のコメントがありましたが,全くもってそのとおりであります.


ところで今日は買い目を研究してみる.(「研究」と打つと「研究室」まで一気に打ってしまう職業病が出始めたw)


まず印の扱い方について.スポーツ新聞や競馬ブックなどで扱われている印であるが,◎○▲△×☆★注などが一般的.それぞれの意味も著者によってまちまちである.
◎とは本命馬であり,この馬が居なければ予想は外れたと見てもいいほどの馬に打つものだと私は考えているが,▲注などで決まったレースでも馬券は取っている人もいる.まあ手広く購入すれば当たる.それは印全頭のBOX馬券などを購入しているケースにあたる.その場合,的中率が増えて回収率も上がるが,買い目が増えることにより爆発的な当たりがでるチャンスを逃してしまうことになる.
私がしるしを打つときには,◎は複勝圏内を外さない馬,○は1着の可能性がある2番手の馬,▲は1着の可能性もあるが三番手の馬,△は1着は無理だが2着ならある馬,☆は3着ならば可能性がある馬,注は☆と同じ評価だが,大駆けの可能性のある穴馬,★は使わない,このような意味合いでしるしを打っている.


そしてその印を買い目に活かすための方法だが,いくつかのケースがある.馬の実力が拮抗しているときや1,2頭が抜けているレースの時など様々だ.
ただ,回収率を上げるために購入しているという目標は一つであるために,それぞれで回収率が最も上がるであろう方法を考えて行く.
① 一強レース
  例としてあげる成功例がディープのレース,京阪杯のカンパニーなど 誰しもが認める1強が居てレースが運ばれる.その際は◎馬軸に馬単,三連複で穴を狙っていくのがセオリー.この際平穏に決まってしまうと全くもって美味しくなく,当たっても元返しということになりかねない.それよりは穴を狙って大きく当たる方が効率はよい.
ひとまず回収率を高めるために,馬連の買い目を4頭BOX6点で購入すること.外してもこれで戻ってくるための保険としては非常に効果的である.次に◎軸の三連複を幅広く買う.1強レースに限って2着狙いの人気薄が絶対に居る.相手は7頭までとってもいい.馬単を7点,三連複を相手7頭で21点買う.絶対人気の単勝なんて買っても回収率が低いため買わない.これで34点,更に余裕があれば◎軸相手4点の3連単マルチ36点.人気薄が1頭でも絡めば上出来だ.これを買い目減らして4点馬連流しとか購入すると,回収率はそこそこ高く収まるだろうが,爆発力が無さ過ぎる.資金がある程度ある場合,そこそこの回収率でも高いお金になるが,年間20万円以下の購入などの場合は一発を効率よく狙っていかなければ高い収入は難しい.目指せローリスクハイリターン.
② 二強レース
  今年の秋華賞ステイヤーズSなど:下馬評では二強と呼ばれるレースでも実際はそうではないケースも存在する.強い馬は目標にされるため,ただでさえ勝ちにくいはずなのだ.それを跳ね除けても勝利できる力が求められる.ミスは許されない.特に逃げ馬は目標にされると非常に脆いことを知ったのが宝塚記念のタップであった.この馬を目標にペースを組み立てればいいという馬がレース前にみんながわかっている.逃げ馬が勝利・連対するレースは殆どが人気薄でのレースである.「人気薄の時にしか馬券に絡まないからこの馬は今回軽視」とよく言っている人は多いが,逃げ馬や先行馬の場合は理にかなっているのだ.要するにオッズではなく,自分の目で見て2強レースだ という場合である.その場合,単純に先行する馬のほうが展開による不利を受けないため,その馬を軸にする.買い目も上位4頭馬連BOXは買い,そして次の二つを均等買い.二頭のワイド1点と人気薄もからめた6頭に三連複二頭軸流し.
③ 軸馬不在
  よくあるハンデ戦
  単純にBOX買い といいたいところだが,それを皆がやってるからオッズが低いんだよな.効率を考えるとここも軸馬を作っていきたい.だが今までハンデ戦で買った記憶がないんです.印のつけ方から練習しなきゃいけないのでハンデ戦には暫くてを出さないほうが懸命だわ.勉強します.


とりあえずまとめ
 ハンデ戦以外で,◎馬の複勝率を高めることがまず第一.一度買い方を決めたらずっと一貫してやらないとだめだと思う.